モヒカン課長補佐のラグビー大好き Vol.39

 

本コラムもとうとう10周年!!

 

期待

 

 

 

2013年2月25日@国立

日本選手権ファイナル

サンゴリアス 36−20 スティーラーズ


今年の日本選手権決勝は、順当なサンゴリアスと、まさかのスティーラーズ。
サンゴリアスは、プレーオフトーナメントからほとんど不動のメンバー。
対するスティーラーズは、プレーオフトーナメントのサンゴリアス戦と比べても8人の入れ替え。
しかも前戦の負傷で、フランカーのブラッキーを欠いています。
SOには上り調子の山本を起用し、森田が外れました。

風下のスティーラーズのキックオフで試合開始後、サンゴリアスがまさかのノーホイッスルトライ。
三連覇を狙うチームと、9年ぶりの決勝進出チームの気持ちの違いでしょうか。
でも、このトライで、逆にスティーラーズの出足がぐんと良くなります。
どんどん攻め込みますが、肝心なところで、ハーフのパスがフォローするFWの肩口に。
サンゴリアス・デュプレアは、どんなにプレッシャーを受けていてもきちんとしたパスを出していました。
プレッシャーを受ける試合での、経験値の差が出たのでしょうか。

サンゴリアスの強みは、バックローの走力。
スミス、佐々木と西川がよく走る、走る。
FB有賀がシンビン中のバックアップフォローは、とてつもなくすばらしくて。
スティーラーズもブラッキーがいたら、もう少し展開が違っていたかも。

後半の追上げも届かず、スティーラーズは破れましたが、以前の彼らなら、きっと何事もなかったかのようにバックスタンドに笑顔で挨拶していたはず。
今年の彼らは、破れたそのピッチで、しばらく円陣を組んで話し合っていました。
来年のスティーラーズの活躍に、期待!

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