逆転

 

 

 

 

2008年2月17日


マイクロソフトカップ セミファイナル

 

三洋電機ワイルドナイツ 25 vs 21 東芝ブレイブルーパス


昨年覇者の東芝と、今年無敗の王者・三洋。
リーグ戦では、41−0で三洋の完勝でしたが、ともに欠場者が復帰し、ほぼベストメンバーの両チーム。
戦前から接戦の予感。

前半は3−8のロースコアながら、東芝リードで後半へ。
6分、三洋ゴール前10mで東芝ボールのラックから左へ展開。
立川のパスを、三洋・川口がインターセプト。フォローした北川が、そのまま飛び込んでトライして逆転。13−8。
その後、PGとDGで加点した東芝が、再度、逆転。13−14。
29分には、三洋SH田中への強烈なプレッシャーから、東芝・広瀬がパスインターセプトで70m独走トライ。13−21。

ここからの残り10分間。三洋劇場のはじまり。

32分、東芝陣25m付近ラックから右へ、三洋ブラウンのパントを北川が引っかけてインゴールへ。
バックアップした広瀬と北川のチェイスは、北川のノックオン。大歓声の秩父宮。その2分後、東芝陣40mのラックから、三洋は右へ展開。ラインに入っていたコリニアシが、3人をなぎ倒して、ラストパスを北川へ。そのままトライして3点差。18−21。


このままPG3点でも、延長戦となる三洋は、とにかく敵陣を目指します。


三洋G前30mの東芝ラインアウト。このボールがまさか!三洋へ。
ブラウンのロングキックで東芝陣30m付近へ。松田がキャッチするも、三洋のチェイスに遭い、そのままモールへ。
味方の帰りを待ちたいのに、ユーズイットのコールがかかってパスアウト。
富岡がキックするも、ノータッチ。そのまま東G前へなだれ込む三洋フィフティーン。
一度ラックを形成し、ボールを保持したブラウンをコリニアシが押し込むように、大逆転トライ。25−21。

’91年の社会人大会決勝で、イアン・ウイリアムスの逆転トライに屈した三洋が、
昨シーズン最終戦で、サントリーにラストワンプレーで逆転勝ちした東芝に大逆転
で勝利。

決勝は、ワイルドナイツ対サンゴリアス。
サンゴリアスは、きっとSH田中に強烈なプレッシャーをかけてくるでしょう
し、それにどう対抗するのか?
来週の決勝戦も、目が離せません。

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四国の道路はおいらが守る