2006年2月12日
日本選手権準々決勝
早稲田 28−24 トヨタ
この一年、日本ラグビー界は早大を中心に活気を呈した。
学生日本一ではなく、その先の社会人への勝利の可能性。
MS杯で東芝が優勝した結果、去年と同じカードとなったのも、
去年のゲームが、終了10分前まで早大がリードしていたのも、
すべてドラマを盛り上げるには十分な状況。秩父宮が満員になった。
強風の中、前半風上に陣した早大がペナルティ2本の後の23分。
中盤のトヨタペナルティをタッチに蹴りだしゴール前5mのラインアウトに。
ここからモールを押し込んでトライ。
トヨタ・フラベルをしても止められなかったのは、SH矢富の的確な指示。
逆にトヨタは、その直後、スクラムから難波→内藤で抜いて、最後はフラベルが、
首藤を振り切ってトライ。大人と子供ほどの身長差。トヨタ7−11早大。
32分には、曽我部のパスダミーからのカットインで、
ロングパスを警戒していたトヨタ13番遠藤を抜いてトライ。
その直後、信じられない光景を目撃することになる。
なんとリスタートのキックオフで、トヨタ広瀬がまさかのノット10m。
トップリーグ得点王で、驚異のキック成功率を誇るスーパーブーツでさえ
動揺していたのか?
その後、トヨタが1トライ追加して、14−21で前半を終了。
後半開始早々、トヨタのカンペイから水野がトライ!と思ったら、
ダミーの遠藤が、早大へのオブストラクションとの判定。故意じゃないだけに
トヨタ無念。
その後、早大、トヨタともにパスインターセプトから独走トライ。
20分に、タッチジャッジからのアピールで、
フラベルがラフプレイによりシンビン。
その直後のモールを、早大は約10m押し込む。
フラベルは、モールでのディフェンスに欠かせなかった。
そのまま試合は、終了間際のトヨタの追い上げと、ゴール前の猛攻で
盛り上がるが、結局28−24で早大が、勝利。
早大は、トヨタをすごく研究していました。
相手ボールの時は、矢富をスローアーの位置に入れて、
トヨタの重さ対策を図り、
自軍ボールは、ショートラインを多用して、トヨタを攪乱。
モール内でも、フラベルの動きを3人がかりで止めていました。
バックスも、首藤がブラインドサイドからオープンの1センの位置に入ったり、
曽我部のノーモーションからのロングパスは、トヨタディフェンスを
翻弄していました。
それぞれのタレントが、それぞれの役割をきっちり演じた結果、
学生勝利となりました。
次は、ブレイブルーパスとの一戦。ますます期待が高まります。
愛媛トップリーグの試合を終えた後,
北条にできた海の見えるスーパー銭湯にてTV観戦。
試合後のビールはうまい!! 最高!! やめられません・・・
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
聞かせてください!あなたの声を。
What's MOGURIN
? Please click↓↓
http://www.skr.mlit.go.jp/matsuyam/mogurin/profile/index.html
|