鉄壁

 

もぐりん

2006年1月22日

 


MS杯1回戦


NEC 17−12 トヨタ


昨季の日本選手権決勝で、死闘を繰り広げた両チーム。
今期TLでも、5点差以内で決着(NEC22−27ヴェルブリッツ)。
それでいて、お互いがまったく異なるチームカラー。
トップリーグ最多得点のトヨタに対して、リーグ最少失点のNEC。
トヨタホームの花園Gにて、

ファーストジャージのNEC(TL上位のためとのこと)。

開始7分、NECラインアウトからドライビングモールを押し込み、

左に展開して最後は14番窪田がトライ。


17分にはNEC陣内で不用意なペナルティ。これを広瀬が難なく決めて7−3。
広瀬が相手チームにいると、

自陣ではゼッタイに反則を犯せないプレッシャーがあります。


21分、33分とマーシュ、武井がそれぞれトライし、

NECが17−3とリード。


ここからが、前半の山場。


36分、NECゴール前まで攻め込んだところで、トヨタが得たペナルティ。
ここでゴールを狙わずに、スクラムを選択。
再三のアタック。攻めるトヨタ、痛いタックルのNEC。
最後は、トヨタ・フラベルがラックからのクラッシュで押さえ込んだかに

見えたが、オブストラクションの判定。


これぞNECのディフェンス!この5分の攻防は、見物でした。

後半は、広瀬が立て続けに、3PGを成功し、17−12と5点差。


28分には、NECがラックからの苦し紛れのパスをトヨタがインターセプト。
このまま独走トライかと思われたが、事前のノックオンの判定。
花園は、大きな歓声とため息に包まれ、このままノーサイド。

NECは次週、TLで20−5と勝利しているブレイブルーパスと対戦。
ジュビロが負けた今大会、最も楽しみな対戦です。


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もぐりん