広島にタグラグビーの炎を!
2007.4 |
皆さんもご存じの通り、広島県にはプロ野球の「広島東洋カープ」と、サッカーJ1の「サンフレッチェ広島」がフランチャイズを構え、幼稚園児・小学生から高校生までのほとんどの子供達が、将来のプロ野球選手・プロサッカー選手を夢見てキャッチボールなりサッカーボールを蹴飛ばす等の練習に励んでいる、特異な地域でも有ります。 広島県内では、一昨年より県ラグビー協会・普及育成委員・永川信平さんが中心になり、本格的ラグビーへの呼び水として、県内各地の小学校・地域等へタグラグビーの普及・指導に尽力されており、広島赴任中の私も、微力ながらお供しアシスタント役を努めております。 広島県も、「サントリーカップ・全国小学生タグラグビー選手権大会」の県予選大会・中国ブロック予選大会の開催を契機に、小学校・競技場等への大会ポスターの掲載により露出度が上がり、また、小学校の先生方の口コミ効果も絶大で、先生から先生への紹介ケースが徐々に増えつつ有り、嬉しい悲鳴と言った状況になりつつ有ります。 余談になりますが、私の職場・部屋にも大会ポスターを掲載し、タグボール・桜吹雪を飾っております! これまでの指導先には、町・地域が一体となって取り組んでいる その他、J1・サンフレッチェ広島のフランチャイズ・ビッグアーチで開催された 広島市 内の高須小学校では、タグラグビーに興味をお持ちの先生から指導のお誘いを受け、第3回全国小学生タグラグビー選手権大会・県大会出場を目指して、昨年秋口より毎週土曜日に指導が行われ、県大会には2チームがエントリーしましたが、惜しくも3位と中国ブロック大会への出場を逃しました。 また、高須小学校の先生からの口コミで、3月6日平日の午後、観音小学校において5年生約80名の授業時間二駒を使わせていただき講習会を開催させていただきました。 講師陣はいつもの永川さんと私の二人に加え、日本協会普及育成委員会・飯原雅和さん、関西協会普及育成委員会・斉藤隆司さんのお二人が特別参加され、何時にも増した熱心な指導が展開されました。 特に飯原さんからは、先生に対して体育等授業中にいかに大人数の子供達を飽きさせず指導するか等の、タグラグビーの指導以外に先生のスキルアップにも通じる指導が行われ、子供達はもとより先生からも喜ばれ「またタグラグビーの指導に来て下さい!」とのリクエストの出る、大変有意義な講習会となりました。 この様に、広島県におけるタグラグビーの炎は点されたばかりではありますが、今後、努力が惜しまず続けられこの炎が燃え広がり、結果としてラグビーの底辺拡大・レベルの底上げに繋がる事を祈念し、報告を終わります。
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