総体 決勝トーナメント決勝
対戦相手 新田
日時 2005/6/6(月) 12:50 kick off 10分ハーフ
グランド 久万高原ラグビー場
天候 晴 最高気温 27.6℃(松山)
   
スコア   メンバー
 
松山東   新田
1st 2nd   1st 2nd
1 0 T 0 0
0 0 G 0 0
0 1 PG 0 0
0 0 DG 0 0
5 3 0 0
8 合計 0

T;松浦

G;

PG;松本

DG;

 

 

 

 
FW BK リザーブ
1 松本 3

9

松浦 3 16 池田 3
2 篠崎 3 10 住田 3 17 小玉 2
3 武智 2 12 吉川 3 18 西村 2
4 巻木 3 13 稲垣 3 19 井上 2
5 野間 3 14 越智 3 20 小網 2
            21 阿部 2
                 
                 
                 

入替;

交代;

出血交代;越智→池田(前半8分)

シンビン;

 

試合経過
前半

8分;WTB越智出血で一時退場。池田が交代出場。

 

終了間際;敵陣ゴール前中央スクラムで両面ライン。SH松浦からSO住田へ。住田がカットアウト気味に入ったCTB稲垣にパスするが稲垣つかまる。が,倒れながらフォローの住田にパス。住田は左右にステップを踏んで相手をひきつける。その間にSH松浦が外にサポート。住田からボールをもらったSH松浦が左隅にトライ。ゴールならず。5-0

 

後半

終了間際;PR松本が中央のPGを狙う。これを確実に沈めて8-0

 

(お仕事のため12:20にグランドを離れ,観戦できず。許して)

 

 

試合写真
試合写真はBRSでお楽しみください

ということで,BRSさんによる写真を無断で掲載

優勝カップにキスをする,FL野間とPR松本

優勝盾を持つ副将巻木

賞状を隠す"しのじゅん"

その他

●トライランキング
  稲垣 越智 松本 巻木 武智 松浦 野間 吉川 住田
松山聖陵 4 1 1           1 7
新居浜東 1   1 1 2 2 1 1   9
八幡浜 2 1 1 1 2     1   8
野村     1 1         1 3
北条 1 2   1     1     5
新田           1       1
8 4 4 4 4 3 2 2 2 33

 

●得点ランキング
  T G PG 計(点)
稲垣 8     40
住田 2 15   40
松本 4   1 23
越智 4     20
巻木 4     20
武智 4     20
松浦 3     15
野間 2     10
吉川 2     10
  33 15 1 198

 

 

●よもやま話

管理人は夕刻から東京で仕事のため,やむなく決勝を前に久万高原を離れる。去り際に日野コーチが気を利かせて,「お世話になった松崎さんが帰るんやから一言もらわんかい」と住田を突っつく。その姿は,やくざ以外の何者でもない。決勝のサポートができなくて申し訳ないのでひっそりと去ろうと思っていたけど,生徒が集まっちゃった。で,仕方なく・・・

 

「決勝に残れるなんてめったにあることじゃない。お前らの努力の成果だ。決勝は楽しめ。でも勘違いするなよ,ちゃらちゃらと笑ってプレーするんとは違うぞ。お前たちが練習してきたその成果をだすんや。練習の成果を100%,120%だしきったら,お前らは勝てる。でも今日の北条戦みたいな気の抜けた試合をしよったらいかんぞ。去年,三島に負けたやろ。でも松商戦では気持ちを入れ替えて勝ったよな。ああいう試合をしたら絶対に勝てる。お前ら絶対に勝てる。本当はグランドで見たいけど,俺も社会人,東京で仕事があるんでしゃーない。これから松山空港へいくんや。空港で朗報をまっとる」

 

とか何とかしゃべったと思うけど,そーしたら,住田の目がうるんどる。隣におった巻木の目もWetに見えた。全員の目は確認できんかったけど・・・

 

「お前らを泣かそうおもとんちゃうで。試合が終わって泣け」

 

と言い残して,12:20に久万高原を出発。

大会が始まる前は,正直言って,「準決勝で多分三島と対戦して,五分五分かな。勝っても新田にはちとかなわないだろう」と思ってましたが,野村戦や八幡浜戦を見てその好調さに,「北条との準決勝は多分いけるだろうな。決勝も面白い試合になるんとちゃうかな」と漠然と思うようになり,さらに彼らの涙をみて「ひょっとしたらやるんちゃうかな,あいつら」との思いが強くなったところでした。

で,空港への移動の車中,おにぎりを食べ,試合が始まったなとか考え,スーツに着替えて松山空港に着いたのが13:20。久万からちょうど1時間。森松から重信川沿いに垣生にでたら結構早かった。親父の里が砥部,実家は岡田の人間には通りなれた道です。

 

松山空港の建物に入ろうとした13:22,携帯が鳴る。誰だろうと思って出てみたら

 

「越智です! 優勝しましたよ!! 8-0です。今,表彰式やってます。」

 

愼さんがご親切に連絡くれたのでした。愼さん感謝。

チェックインをすませて栗林監督の携帯に電話するがでない。どーせまた泣いとって出られんかったんやろう。(5分後くらいにかかってきたが)。

で,まず,携帯からOBへの優勝報告メールを送信。さらに空港の待合室でPCを取り出して,掲示板に書き込む。が,携帯の回線が悪いのか携帯でのメールが送られてこない。なので,PCから再送。そんなことしてたら,13:55の出発時刻が近づく。早く搭乗しろとせかすアナウンスが流れるが,PCからのメール送信が終わらない。でやむなく,PCを手に持ちつつ,送信しながらボーディングブリッジに向かう。

 

得点は8-0。 1トライ1PG。

実は前日の準々決勝の八幡浜−西条戦の最中,西条の部員が「キックティ貸してもらえますか?」とうちに来た。コンバージョンやキックオフは全てドロップキックなので,はて?何でティがいるのやら?と思ったが,その時点で得点が12-14。終了間際にゴール前でペナルティを得たら逆転ゴールを狙うわな。うちも狙うことはまずないとは思うけど,用意しとこうかと,準決勝から用意しとくことに。それが決勝の最後の最後で役に立ったようです。備えあれば憂いなしですな。

 

さらに余談ながら,日曜日の夕方,登録選手外の1年生を私の車で学校につれて帰りましたが,車中,1年生がしきりに「明日は勝って欲しいなぁ。優勝して欲しいなぁ」という。で,学校に到着した1年生は,楠目が「筋トレしていかない?」と言い出して,水田と住田がこれに呼応。

 

この優勝は,出場選手のみならず,部員全員の思いが実ったのでしょうね。さらに,監督コーチはもちろんですが,ビデオ配信にご尽力されているBRSさんはじめご父兄,また大会期間中,試合会場に来て後輩を指導してくれたH12住田,H13眞鍋,H14吉田,H16武智よ,はじめOB諸氏,さらに全く東高に関係ないのにコーチしてくださってる平田さん,さらについでながら絵のプレゼント(じゃいこジャイアン)でジャイアンパワーをくれたじゃいあんの妹さんら,皆の思いが。

ニュージーランドからも(S44漢勝さん),岐阜からも(S40喜久生さん),宮城からも(S49石崎さん),東京からも(H13桐山さん),喜びのメールがよせられてます。皆の思いはひとつ,「がんばっていきましょい」です。