四国大会予選 準決勝
対戦相手 三島
日時 2005/4/23 (土) 12:00 kick off  30分ハーフ
グランド 県運動公園球技場
天候 晴 最高気温 17.2℃(松山)
   
スコア   メンバー
 
松山東   三島
1st 2nd   1st 2nd
2 3 T 3 0
1 1 G 1 0
0 0 PG 0 0
0 0 DG 0 0
12 17 17 0
29 合計 17

T;巻木,稲垣,吉川×2,井上

G;松本×2

PG;

DG;

 

 

 

 
FW BK リザーブ
1 小玉 1

9

松浦 2 16    
2 篠崎 2 10 住田◎ 2 17    
3 武智 1 11 井上 1 18    
4 西村 1 12 吉川 2 19    
5 松本(一) 2 13 越智 2 20    
6 池田 2 14 小網 1 21    
7 野間 2 15 稲垣 2 22    
8 巻木 2       23    
            24    

入替;

交代;

シンビン;野間(後半23分)

◎;キャプテン

 

試合経過
前半

0分;三島ボールキックオフ。ドロップキックが10mL手前に落ちて松東FWがお見合いをする間に三島にボールを奪われる。三島がBKラインに展開するがノッコンターンオーバー。松東が右へ展開してFL池田がラックを形成。すぐさま左BKラインに展開SO住田からCTB越智へ飛ばしパス。ハーフウェイライン上でボールをとった越智が相手タックルを振り払ってゴール前5mまでせまるが,相手FBにつかまりラックパイルアップ。

 

9分;自陣ゴール前マイボールスクラム。SH松浦からSO住田にパスするが,住田タッチキックを蹴れずモールに。これがつぶれてラックとなり,松東ハンドの反則を犯す。三島が速攻を仕掛けて先制トライ。ゴールは不成功。0-5

 

12分;三島が東ゴール前10m地点でのペナルティから速攻。BKにまわしFBが中央にトライ。ゴールも成功して0-12

 

17分;敵陣ゴール前ラインアウトからモールで押し込んでラインアウトに参加していたCTB吉川がグラウンディング。松本のゴールも成功。反撃開始。7-12

 

20分;ハーフ付近のマイボールラインアウト。FL野間がキャッチし,SH松浦からBKへ。SO住田が縦に入ったあと,横にフォローしたNo.8巻木へパス。CTB吉川につないで吉川が22mL突破。相手に捕まるがうまくボディコントロールして,内にフォローしたWTB井上にパス。井上がそのまま相手を振り切って左中間にトライ。同点に追いつく。松本のゴールは不成功。12-12

 

23分;三島に自陣ゴール前まで攻め込まれピンチ。しかし相手BKのノッコンをCTB越智がゲットしてタッチに逃れひとまずピンチを脱する。

 

25分;自陣ゴール前5mでペナルティを犯してピンチ。三島FWがチョン蹴りから突っ込んでくるが,SO住田の低いタックルでこれをとめる。ポイントから三島BKが左に展開してインゴールに飛び込むがインゴールノッコン。しかしこのプレーで住田が頭部を強打して退場。

 

28分;三島が右隅にトライ。ゴールは不成功。12-17

 

29分;SO住田再出場。

 

後半

1分;三島が自陣22mL付近からパント。10mL上でキャッチしたFL池田がカウンターアタック。FL池田→FL野間→SO住田→FB稲垣とつないで稲垣が中央にトライ。松本のゴール成功。19-17

 

5分;中盤のポイントからSO住田がBKラインの裏が空いているのを察知して深く蹴りこむ。三島のカバーがかろうじてタッチに蹴りだす。

 

6分;敵陣ゴール前10mの右ラインアウトから住田横巻木。しかし巻木が豪快にノッコン。チャンスを逸する。

 

19分;敵陣22mL付近の右スクラム。SO住田からライン参加のFB稲垣へ。稲垣は相手SOと1CTBの間をブレイクし,相手FBをひきつけてCTB吉川に託す。吉川は相手2CTBとFBを振り切って,膠着状態を破る値千金のトライ。松本のゴール不成功。24-17

 

23分;三島にゴール前まで攻め込まれ反則を犯す。これまでモールをつぶすプレーで注意を受けていたことから,FL野間がシンビンに。

 

29分;三島が苦し紛れにパント。ほぼハーフ上でボールを拾ったFB稲垣がカウンターアタック。相手チェイサーを3人抜き,22mLを突破して三島FWのディフェンスをひきつけて内にフォローしたNo.8巻木にパス。巻木が外に振り切って左中間に勝利を確信させるトライをあげる。松本のゴールは不成功。29-17

 

30分;FL野間シンビンから復帰。

 

32分;フルタイム。(時間はランニングタイム)

 

 

試合写真

前半。

ラックから右に展開。越智がCome onと呼んでいる・・・

何度も強烈なタックルをみせたキャプテン住田。そしてそれにすばやく駆け寄るバイスキャプテン巻木

前半23分

ゴール前のピンチに越智が相手ボールを奪ったところ(多分ね)

前半25分

ゴール前5mペナルティのピンチ。

自ら率先してタックルに行き,頭部を強打してグラウンドに倒れこむ住田

後半

自陣のピンチからWTB井上がゲインしてハーフウェイまで盛り返す。

敵陣でのマイボールスクラムからNo.8巻木がサイドアタック。
SH松浦がBKラインへパスアウト。3月からSHを始めたばかりの「急造」にもかかわらず器用にこなす。
CTB吉川はこの日もしつようにタックルを繰り返す。せめても2トライと活躍。
FL池田のアタック
三島のラインアウトからのモールに苦しめられる
マジシャン稲垣はこの日もボールをおんぶしそうになるが,確か落としちゃったような・・・。河童の川流れ・・・
後半29分

No.8巻木が勝敗を決定するトライをあげる

最終スコア
野間もノーサイド直前に復帰してグランドの中でノーサイドを迎える。
試合後の整列
サクラ咲く・・・
その他 

その他の試合(正式記録ではありませんが)

  新田 97−3 松山城南(前半;35−3)

 

 2・3年生が15人しかおらず,ぎりぎりの状態で望んだこの大会。怪我を押してテーピングを巻いての出場となった選手が5人。さらに前半25分にはキャプテンが頭部を強打して一時退場。ボロボロに近い状態でしたが現役はよくがんばりました。選手個々の力を見ると三島のほうが上でしょう。しかしラグビーは15人でやるスポーツ。15人の結束力でカバーして会心の勝利をあげました。

 

 この結果,6月17日,19日に久万高原ラグビー場で開催される第53回四国大会に出場することが決まりました。

全国高体連ラグビー専門部公式サイトに予定がアップされてます↓↓

http://www.rugby-try.jp/report/schedule_table.html