北条×松山東

北条33-7松山東(前半12-0)

立ち上がりは東高ペース。ラックサイドをきっちり止めてBKでチャンスを作り出す。「いいじゃないですか,東高。さすが本番に強い」とバック側のアシスタントレフリー。確かに,ラックサイドの立ち位置を意識して,ラック周辺のオフサイドがほとんどなかったことは評価できます。これまでの試合はオフサイドの繰り返してリズムを崩したところがありましたから。試合後にレフリーに確認したところ,「しっかり意識してポジショニングしてましたよ。」とのこと。

しかし,前半はラインアウトから2本の失トライ。特に2本目は単純に外に回されたもの。横からみていたのではっきりはわかりませんが,個人のタックルミスか?あるいはBKの組織ディフェンスが徹底されていなかったか? 後半も半ばまではスコア動かず,互角の展開。後半の最初の失トライも自陣スクラムからのキックが中途半端にあがってカウンターをくらったもの。後半の2本目もパント処理のミス。最後のトライもBKディフェンスの連携ミス。力負けして取られたものはありませんでした。

逆に青木・竹本のアタックは十分に通用してました。ただ,勝負はそれで勝てるほど簡単なものではなく,挑む側が勝利を掴むためのポイントは鬼気迫るタックルと,それを60分間続けることができる体力と気力かなぁ・・・


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